今朝の朝会では、私が最近読んだ新型コロナウィルスのワクチンに関する2冊の本から、私が何を学び、どう考え、どのように判断したか、なぜそのように判断したか等を伝えました。
伝えたかったことは、私の考えや意見に同調して欲しいということではなく、自分で情報を収集し、自分の頭で考えることの大切さを知って欲しいということです。
なお、特に新型コロナウィルスのワクチンに関しては、命に関わる重要なテーマであるにもかかわらず、受け身でいると何もわからないという状況に気づかされます。
黄色い本『こわいほどよくわかる 新型コロナとワクチンのひみつ』に赤線を引いた箇所から抜粋
- DNAは2重螺旋。RNAは1本
- 新型コロナウィルスが変異しやすい理由
→ RNAウイルスだから - サイトカインストームは免疫の暴走
- 再感染が軽く済むのはメモリー細胞のおかげ
- 「ファクターXが何か」に対する「BCG原因説」はあり得る
- 交差免疫とは、ある病原体に対して生じる、「免疫状態」が他の病原体にも(ある程度)通用する状態
- BCG接種に限らず、インフルエンザなどに感染することでも、新型コロナに対する「交差免疫」が生まれることが期待できる
- 何パーセントの人が感染すれば集団免疫が成立するのか
→ほぼ100%が感染するまでは、集団免疫は成立せず、流行は収束しないのでは - スペイン風邪 大量死亡の原因としてアスピリン原因説をアメリカのカレン・スタルコ医師が発表している
- 新型コロナウィルスに感染を疑った場合、「解熱剤」を飲んではいけない
- 川崎病は、BCG接種をやめた欧米諸国には少なく、BCG接種を続ける東アジアに多い
- インフルエンザワクチンを接種してもワクチンで使われなかった「型」のウイルスに感染し発症するのを予防する力は乏しい
- インフルエンザウイルスに自然感染した場合には、将来感染するであろう「別の型のウイルス」に対する免疫も得られるケースが増える
- 新型コロナウィルスの場合にも、日本人の多くに、交差免疫が生じている可能性がある
- 「アジュバント」(免疫補助剤)とは、免疫を刺激する物質
- 2009年の新型インフルエンザ用ワクチンのうち外国産にはアジュバントが加えられていた
- 国内産ワクチンにアジュバントは入っていなかった
- 新型コロナでは、日本人の重症化率や死亡率が(欧米に比べて)ずっと低いが、新型インフルエンザでも同じ傾向だった
- 新型インフルエンザワクチンの接種後に急死して、担当医が副作用死では無いかと(厚労省に)報告したのが131人
- ワクチン事故の場合、たいていが急死で、かりに解剖しても、各臓器にワクチンで死んだという痕跡をのこさない
→ 死亡原因発生から、死亡するまでの時間があまりに短くて、各臓器に変化が生じるいとまがないため
→ そのため、ワクチン接種後10分で急死しても、厚労省の専門家たちに検討させると、因果関係は不明であるとされてしまう - 韓国で、2020年秋からのインフルエンザワクチン接種後に急死が相次ぎ、大騒動に
→ 韓国政府は、急死した108人を調べたが、「ワクチンを原因とする死亡事例は確認されなかた」と結論づけた - 新型コロナウィルスワクチンに感染を防止する効果はあるか
→ 感染を防ぐためには、上気道の粘膜の上にIgA抗体が存在していなければならないが、注射タイプのワクチンで作られる抗体はIgG抗体である
→ IgG抗体は血液中を循環し、粘膜細胞上には現れない - 有効率95%が意味すること
→ 被験者を観察した期間は長くて4ヶ月(平均2ヶ月)と短い
→ 被験者のうちプラセボ群の約1%がコロナに感染、ワクチン群は約0.05%が感染
→ 1%が0.05%に減ったことを95%と表現している
→ 残りの99%がその後どうなるかはわからない
→ 高齢者や基礎疾患がある人を除外していることも問題 - ファイザーとモデルナのワクチンは、どちらも(インフルエンザのワクチンとは比較にならないほど)接種後の副作用が強烈
- ヒトの正常細胞にウイルス遺伝子が入ると、その細胞が(免疫細胞による)攻撃をうけて自己免疫疾患が生じる可能性がある
- もし自己免疫疾患が生じるとしたら細胞が(死ぬと)再生しない臓器や組織(脳神経系、心筋、腎臓など)
- ファイザー・ワクチンは「南アメリカ変異株」に対する無料化能力が(通常株に対するそれの)3分の1に低下したとニュースで報じられている
- RNA遺伝子を用いたワクチンは、人類がこれまで一度も試したことがない製法・性質のワクチンなので何が起こるか予想しがたい
- 新型コロナとワクチンの本を当初別の出版社で発刊する予定だったが、突如刊行中止となった
→ 詳しい経緯はこちらに
水色の本『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』に赤線を引いた箇所から抜粋
- 5~6年かかるところを1年以内でやろうとすれば、倫理観、安全性がトレードオフにならざるを得ない
- 不活化ワクチンでは実際に身体に感染が起こるわけではないので、免疫系の反応が鈍い
→ そのためアジュバントが考えられた - 特に核酸ワクチン(例:ファイザー・ワクチン)は、コロナ禍が起きるまでヒト用の医薬品として承認されたことがなかったテクノロジー
- 去年(2020年)の秋頃(核酸ワクチンの)実現には10年か20年はかかるね、と思っていた
- 不活化ワクチンや成分ワクチンが出てくれば安全性や副反応については経験から概ね予測ができる
→ 上市(販売)されるのは、2021年夏か秋になりそう - (核酸ワクチンについて)はっきり言えばこれは新規の大規模な社会的人体実験
- 打って10年後に起こるような副反応があるかもしれない
- 2020年5月のCNNの調査では、米国の3割の人が「新型コロナワクチンを打たない」と言っている
- 本のタイトルにある不都合な真実とは
→ 「情報を簡単に信じる」「一度信じた情報を疑わない」姿勢を、恐らく私やあなたを含めた人間全員が持っている、ということ