From the weekly meeting on April 19, 2021

今朝の朝会では、私が最近読んだ新型コロナウィルスのワクチンに関する2冊の本から、私が何を学び、どう考え、どのように判断したか、なぜそのように判断したか等を伝えました。

伝えたかったことは、私の考えや意見に同調して欲しいということではなく自分で情報を収集し、自分の頭で考えることの大切さを知って欲しいということです。

なお、特に新型コロナウィルスのワクチンに関しては、命に関わる重要なテーマであるにもかかわらず、受け身でいると何もわからないという状況に気づかされます。

黄色い本『こわいほどよくわかる 新型コロナとワクチンのひみつ』に赤線を引いた箇所から抜粋

  • DNAは2重螺旋。RNAは1本
  • 新型コロナウィルスが変異しやすい理由
    RNAウイルスだから
  • サイトカインストームは免疫の暴走
  • 再感染が軽く済むのはメモリー細胞のおかげ
  • ファクターXが何か」に対する「BCG原因説」はあり得る
  • 交差免疫とは、ある病原体に対して生じる、「免疫状態」が他の病原体にも(ある程度)通用する状態
  • BCG接種に限らず、インフルエンザなどに感染することでも、新型コロナに対する「交差免疫」が生まれることが期待できる
  • 何パーセントの人が感染すれば集団免疫が成立するのか
    →ほぼ100%が感染するまでは、集団免疫は成立せず、流行は収束しないのでは
  • スペイン風邪 大量死亡の原因としてアスピリン原因説をアメリカのカレン・スタルコ医師が発表している
  • 新型コロナウィルスに感染を疑った場合、「解熱剤」を飲んではいけない
  • 川崎病は、BCG接種をやめた欧米諸国には少なく、BCG接種を続ける東アジアに多い
  • インフルエンザワクチンを接種してもワクチンで使われなかった「型」のウイルスに感染し発症するのを予防する力は乏しい
  • インフルエンザウイルスに自然感染した場合には、将来感染するであろう「別の型のウイルス」に対する免疫も得られるケースが増える
  • 新型コロナウィルスの場合にも、日本人の多くに、交差免疫が生じている可能性がある
  • アジュバント」(免疫補助剤)とは、免疫を刺激する物質
  • 2009年の新型インフルエンザ用ワクチンのうち外国産にはアジュバントが加えられていた
  • 国内産ワクチンにアジュバントは入っていなかった
  • 新型コロナでは、日本人の重症化率や死亡率が(欧米に比べて)ずっと低いが、新型インフルエンザでも同じ傾向だった
  • 新型インフルエンザワクチンの接種後に急死して、担当医が副作用死では無いかと(厚労省に)報告したのが131人
  • ワクチン事故の場合、たいていが急死で、かりに解剖しても、各臓器にワクチンで死んだという痕跡をのこさない
    → 死亡原因発生から、死亡するまでの時間があまりに短くて、各臓器に変化が生じるいとまがないため
    → そのため、ワクチン接種後10分で急死しても、厚労省の専門家たちに検討させると、因果関係は不明であるとされてしまう
  • 韓国で、2020年秋からのインフルエンザワクチン接種後に急死が相次ぎ、大騒動に
    → 韓国政府は、急死した108人を調べたが、「ワクチンを原因とする死亡事例は確認されなかた」と結論づけた
  • 新型コロナウィルスワクチンに感染を防止する効果はあるか
    → 感染を防ぐためには、上気道の粘膜の上にIgA抗体が存在していなければならないが、注射タイプのワクチンで作られる抗体はIgG抗体である
    → IgG抗体は血液中を循環し、粘膜細胞上には現れない
  • 有効率95%が意味すること
    → 被験者を観察した期間は長くて4ヶ月(平均2ヶ月)と短い
    → 被験者のうちプラセボ群の約1%がコロナに感染、ワクチン群は約0.05%が感染
    → 1%が0.05%に減ったことを95%と表現している
    → 残りの99%がその後どうなるかはわからない
    → 高齢者や基礎疾患がある人を除外していることも問題
  • ファイザーとモデルナのワクチンは、どちらも(インフルエンザのワクチンとは比較にならないほど)接種後の副作用が強烈
  • ヒトの正常細胞にウイルス遺伝子が入ると、その細胞が(免疫細胞による)攻撃をうけて自己免疫疾患が生じる可能性がある
  • もし自己免疫疾患が生じるとしたら細胞が(死ぬと)再生しない臓器や組織(脳神経系、心筋、腎臓など)
  • ファイザー・ワクチンは「南アメリカ変異株」に対する無料化能力が(通常株に対するそれの)3分の1に低下したとニュースで報じられている
  • RNA遺伝子を用いたワクチンは、人類がこれまで一度も試したことがない製法・性質のワクチンなので何が起こるか予想しがたい
  • 新型コロナとワクチンの本を当初別の出版社で発刊する予定だったが、突如刊行中止となった
    → 詳しい経緯はこちら

水色の本『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』に赤線を引いた箇所から抜粋

  • 5~6年かかるところを1年以内でやろうとすれば、倫理観、安全性がトレードオフにならざるを得ない
  • 不活化ワクチンでは実際に身体に感染が起こるわけではないので、免疫系の反応が鈍い
    → そのためアジュバントが考えられた
  • 特に核酸ワクチン(例:ファイザー・ワクチン)は、コロナ禍が起きるまでヒト用の医薬品として承認されたことがなかったテクノロジー
  • 去年(2020年)の秋頃(核酸ワクチンの)実現には10年か20年はかかるね、と思っていた
  • 不活化ワクチンや成分ワクチンが出てくれば安全性や副反応については経験から概ね予測ができる
    → 上市(販売)されるのは、2021年夏か秋になりそう
  • (核酸ワクチンについて)はっきり言えばこれは新規の大規模な社会的人体実験
  • 打って10年後に起こるような副反応があるかもしれない
  • 2020年5月のCNNの調査では、米国の3割の人が「新型コロナワクチンを打たない」と言っている
  • 本のタイトルにある不都合な真実とは
    → 「情報を簡単に信じる」「一度信じた情報を疑わない」姿勢を、恐らく私やあなたを含めた人間全員が持っている、ということ

From the weekly meeting on April 12, 2021

とても嬉しいことに、有志で始めた勉強会が徐々に良い流れが出来てきています。
デイリースクラムでのコミュニケーションもレベルが上がってきていることを感じています。

ただエンジニアあるあるなのかも知れませんが、時には意見がぶつかり合い、あまり楽しくない雰囲気になることも。

今日の朝会では、ちょっと深読みしすぎかとは思いつつも、私が未熟だった頃に、コンプレックスやトラウマが原因で人間関係に悪影響を与えてしまった失敗談などを話しました。

この話をした目的は、力を合わせて成果を出すプロセスをもっと純粋に楽しんでもらえるようにしたいと考えたからです。

いまの取り組み方や一人一人がそのままでも何も問題はありませんが、もっとお互いの信頼関係を深めながらプロジェクトを進めて行けたら、予想もしなかったような大きな喜びが待っているように思います。

貴重な人生の一ページを一緒に過ごしてくれていることに感謝しつつ、良い思い出をたくさん作ってもらえるよう、サポートしてゆけたらと考えています。

去年の秋、朝ランで撮った朝焼け。
写真と本文は直接関係ありません😅

From the weekly meeting on April 5, 2021

本多静六
本多静六 (著作権確認済み)

今朝の朝会では本多静六博士について次の様なことを話しました。

  • 山林学校(現在の東京大学農学部)に最下位で合格
  • 代数と幾何で落第、死んでお詫びをしようと井戸に飛び込むが死にきれず
  • 「死んだつもりでやり直そう」と決意、卒業時には主席となり銀時計を授かった
  • ドイツ留学を経て末東京大学教授に
  • 明治神宮の森を設計
  • 渋沢栄一は本多静六が外遊から帰国するとすぐに土産話を聞きたがった
  • 「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築いた

井戸に飛び込んで死にきれなかった時に、上京時に祖父が激励してくれた際の言葉を思い出したそうです。

それは、盲目の国学者 塙保己一(はなわ・ほきいち)の話。

ちょうど、ランニングブログの次のネタに塙保己一にまつわる話題を考えていたところなので、偶然の繋がりに驚いています。

AmazonのKindle Unlimitedで『私の財産告白』などが読めるようです。
興味を持ってくれた人が人でもいると嬉しいです。

🟥  🟥  🟥

(追記)
この記事を書くために探した情報の中に、本多静六博士についての面白いエピソードを見つけました。

本多静六が実践した超記憶法

で、この方の「最新人気記事」の中にこんなのも見つけました。

逆流性食道炎の薬を飲んでも改善しない理由

何回か前の朝会で「『逆流性食道炎』で睡眠の質が悪くなること」や、「対策として横隔膜を鍛えることに着目している」ことを話したのですが、ここには「胸椎5番が、鍵です」と書かれています。

こちらの整体に行ってみたくなりますが、横浜市保土ケ谷区は少々遠いので、ヒントを頼りに追加情報を得られるようアンテナを立てておこうと思います。

何かをアウトプットしようとすると、思いがけない情報が得られるのが面白いです。

ありがとう美登飯店

昨日、2021年3月31日で美登飯店が閉店してしまいました。

『アド街ック天国』などで幾度となく紹介された街中華。ご存じの方も多いかも知れませんね。

私は常連と呼ばれるほど通うことは出来ませんでしたが、一応マスターから顔を覚えていただいていました。

最終日のランチに何とか入ることができ、お別れの挨拶ができて本当に良かった。

酸辣湯麺
いつも酸辣湯麺(これがデフォルト。普通のお店の2倍くらい麺が入っています)

マスターは78歳。

「あと2年はやりたかったのに」と悔しそうにおっしゃっていました。

「誰かにお店を継いでもらおうと思わなかったのですか?」と聞いたことがあります。

「この仕事は厳しすぎてとてもそんな気持ちにはなれなかったよ」との事。

早朝からの仕入れ、仕込み、深夜までの営業

もし自分が後継者だったら・・・とイメージしてみたら、確かにとてもじゃないけれども真似できない。

「よその飲食店で食事をすると、悪い材料や調味料を使っているとすぐにわかるんだよ」と教えてもらったこともありました。

高いプライドを持ち、誠実なお仕事をされていたからこそ多くの常連さんに愛されたのでしょうね。

女優の大竹しのぶさんがInstagramに最後に来店されたときのビデオをアップされていました。

こんな日が来るなら、私ももっと通っていろいろと教えてもらえばよかったな・・・

どうかマスターと奥様がいつまでもお元気でいらっしゃいますように。